tittonさんの議論手法に関して

内容突っ込めば良かったのにって本当?

引用:



そんなことないさ。ちゃんと反論できる。「表現はともかく内容は持論のようだからそれについて議論したい」という方向に持ち込めばいいのだからね。なにかと名前をだして悪いけどTAKESANさんも、基本的にはその方向で議論しようとしていたはず。だからその点はTAKESANさんの方法は間違っていない。

TAKESANさんのミスは、それにもかかわらず実質的に「表現」に関する議論になってしまっている点。
(中略)
結局彼は自分が「持論の部分(内容)」と「ネタの部分(表現の誇張)」のどちらを議論しようとしているかさえ分かってなかった。それが敗因。
(中略)
あなたも頭が悪いね。同じ事を書かせるなよ。TAKESANさんは表現の部分(ネタの部分)にマジレスしているから、皮肉っているんだと言ってるじゃん。あなたもTAKESANさんも、物事を分けて考えることが苦手らしい。

http://d.hatena.ne.jp/genb/20090127/1233053809#c1233060083

さて、確認してみました。tittonさんの発言に対してのTAKESANさんのエントリにはこうあります。

引用:


  • 学業に専念できないとは具体的にどういう意味か。
  • 有害とはどういう意味か。
  • 確定的に明らかとはどういう意味で、根拠は何か。それは単なる主観か、実証的なデータに拠るものか。
  • 欠点を克服するとはどういう意味か。それは、ゲームによって「学業に専念できない」のを克服するという事だから、「ゲームによって学業に専念できる」のを指すのか。
  • 有害論が栄えているのが、そのゲームの欠点故なのか。
  • その欠点とやらは、ゲーム特有のものなのか。

http://seisin-isiki-karada.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-4ad1.html

表現に関しての議論をしようとはしていませんね。tittonさんの発言に対して一つ一つ内容を確認しています。たしかにtittonさんがネタとして使ったという「確定的に明らか」にかんしての言及もありますが、それはどこがネタかを明らかにされていない状況においては確認事項の一つになったとしても別に表現に関しての議論とはいえないでしょう。そのネタ部分も普通に内容の一環としてとらえての質問になってます。

で、コレに対してのtittonさんのはてブコメントは……

引用:


titton ただのオチョクリになにをマジになっているのやら。こういう余裕のない排斥姿勢が疑似科学批判自身がカルト化している証拠。いや正直こんなことにマジレスされるとは予想外。こんど水の結晶にでも相談してみよう

http://b.hatena.ne.jp/titton/20090119#bookmark-11722375

ネタで返して終了。内容に対しての議論をしようとしていたのに詳細な質問に答える事無く「あれはオチョクリだった」と自分で言っている。んで更に突っ込まれると「表現だけがオチョクリであって内容は持論である」とのこと。でも相手が内容に関して質問した時に「ネタ+根拠のないカルトとの断定」だけで返しているのは事実なんだよね。
にもかかわらず『「表現はともかく内容は持論のようだからそれについて議論したい」という方向に持ち込めばいいのだからね。』なんて言ってみたりする。そういう議論をしようとしている相手に「ネタ+根拠のないカルトとの断定」で返しておきながら、だ。

持論の取り下げと「ネタでした宣言」は同じ意味?

引用:


あくまでも一部がネタだったのだという発言なら反論のチャンスはある。それで十分対抗できるはず。そもそも「ネタだった」というのは本人が自分の発言を撤回しているのだから、腹を立てるべきものなのだろうか。「すみません、私の発言は間違いでしたので取り下げさせてもらいます」というのと理論的な意味は変わらないはずで、そういう発言を相手から引き出せたと言うことは、十分満足していいはずだ。

にもかかわらず「ネタでした」発言を忌むべきものだと感じるのはあなたが相手の発言の内容ではなく発言者のパーソナリティを否定したいからだろう。

http://d.hatena.ne.jp/genb/20090127/1233053809#c1233060083

『「すみません、私の発言は間違いでしたので取り下げさせてもらいます」というのと理論的な意味は変わらないはずで』って……実際の議論の場においては大違い。間違いだったっていうのはその発言は本人は誠実に真剣に発言していたという事なのだから、こちらも誠実に対応していたかいがあったというもの。しかし「ネタでした」は相手の真の発言ではなかったわけで、それにたいして労力を無駄に使わせるというある種の故意犯なわけですわ。
ネタで釣って相手の労力を無駄にすると言う行為が議論の場においては相手の誠実さに唾はく行為。

ただの議論ごっこで勝ち負けをしたいのであれば別だけど、そうでないならば議論ていうのはお互いの主張を整理して、自分の正当性や相手の間違っている点を指摘しつつより良いものを目指す目的がある。そういった場においてネタや釣りをするってことは議論の根幹になる「お互いの主張の整理」を悪意を持って邪魔していることにもなるのだ。
議論をしようとしているとするのならネタだの釣りだのは書くべきでない。

勝つまでエンドレス

↑見てもらっても解かるけど、彼がしようとしているのは議論じゃないのだよね。議論ごっこで勝ちたいのだ。

引用:


したがって他人の発言に対して「後出しじゃんけん」だとか「詭弁」だとか安易に乱発すると自分の発言の信頼性を落とすことになる。
エンドレス問題の件。やろうと思えば可能だろうね。そして理論的な整合性を保っている以上はそれに対して反論を続けたいなら自分もエンドレスで対応するしかない。

http://d.hatena.ne.jp/genb/20090127/1233053809#c1233060083

エンドレスの件はtittonさん自身にtittonさんのやっている手法でエンドレスに続けることが出来ると確認できた点で非情に収穫があったと考えております。