ニセ科学で死ぬ人がいるというのはニセ科学批判のメリットって誰が言ったのだろう
タイトルからして違っている気がする。
引用:
確かにならないね。
「ニセ科学で死ぬ人がいるというのはニセ科学批判のメリット」だなんて誰も主張していない事を批判しているように見受けられる。
引用:
「水伝は間違っている」「ホメオパシーはニセ科学」という正論を100遍いっても何もおもしろくないし、ほとんど現実は変わらないはずだ。
だとしたら疑似科学批判の利点に、疑似科学で死にそうな人が助かるというのはちゃんちゃらおかしい。
間違った現実認識ですね。事実誤認。実際に水伝による授業に関しての内容が「TOSSインターネットランド」から無くなったという事実があるので「変わらないはず」だというのは調査不足が原因の誤った推測。
また前述した通り、ニセ科学にはまることを防いだり、微妙な段階であればはまっているのを引き戻すこともある。これは明らかにメリット。これがメリットで無いというならインフルエンザの予防接種もメリット無い、無駄だというスタンスじゃないとダブスタだ。
引用:
もちろん、助かる可能性もある。でもその確証がないのに疑似科学批判のメリットに数えるのはおかしい。
ニセ科学が単に毒にも薬にもならない嘘ならともかく、詐欺だったり医療ネグレクトにつながりかねない。またニセ科学の主張自体が科学という人類が歴史の中で培ってきた貴重な文化に対しての誤解を生む可能性をはらんでいる。そういったものに対して効果の確証が無くとも間違っていることは間違っていると発信し続けることは必要なことではないのだろうか。少なくとも真偽の判断をするための材料になる。
オレオレ詐欺防止のキャンペーンだって効果の確証は無い。もっと効果がある方法があったらそちらに切り替えたほうがいいだろう。でも今のところ「それ」しか方法が見つかってないのであればとりあえず「それ」をするべきであるのと同じだ。
ニセ科学批判批判者の人はオレオレ詐欺防止キャンペーンは確証が無い限りやるべきではないというのだろうか?
少なくとも水伝に関しては効果があったという事実はある。そういったものに対して「現実は変わらないはずだ」という憶測から「ちゃんちゃらおかしい」と言ってみたり「効果の確証が無い」などと主張するのはいったいどういった目的なのか。本当に謎。